◇ 日記(10歳児死亡のニュースへの怒り)

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千葉県の小学4年生の女児が父親からの暴行により死亡

衝撃的でした。なぜなら私にも同じ学年の娘がおり、悲しみ・怒り・憤り、様々な感情が込み上げてきました。

 

しかしこれは暴力を振るった父親が1番悪いのは当然ですが、他にも周りは何故対応できなかったのか、また対応方法には疑問しかありません。

 

学校、市教委の対応について

一般企業にも『ヘルプライン』や『社員相談窓口』などパワハラやセクハラを通報する仕組みがあります。

 

三者機関に依頼し、その機密は守られていますが、それが守られていない企業のソレは全く機能していません。

 

つまり密告した人が『いつのまにか左遷されている』『なぜか実績を上げているのに出世しない』などのことがあると次第にヘルプラインが上長に筒抜けではないかと噂が広まります。

 

そうなればヘルプラインを使う人は減り、助けを請う場所がなくなります。企業でいえば1人で苦しんだ社員は退職に追い込まれます。

 

学校・市教委の罪は重い

私はそう思います。強く迫られたら開示してしまうのか、その程度の守秘義務なのか。

 

児童の悲痛な叫びを受け止められないアンケートに意味はありません。このニュースを見て情報が漏れないか心配している児童がいるかもしれません。

 

学校でいじめがあれば親に相談できるかもしれません。でも親に虐待されている子の拠り所は学校や親戚しかないと思います。

 

彼らの信頼を裏切ったこと、全国的に与える影響、簡単に済ませれる話ではないと思います。

 

洞察力について

今回の事件、私が1番憤りを覚えたことを綴ります。

 

学校と市教委の洞察力と判断力の欠如です。まずこのアンケートを見て父親をどのような人物と推測したか。

 

精神状態、性格、気性、ある程度は予測できると思います。ニュースの記事を見る限り想定外に詰め寄られて止むに止まれず開示したとありますが、あまりにもズサン。

 

父親が『私は虐待しています、申し訳ありません。今後は改めます。』とでも言ってくることを想定していたのでしょうか?

 

一教員がその判断を迷い、悩むことは理解ができます。しかし記事には『市教委指導課が協議した上で』とありました。

つまり学校側も上層部が判断に困り教育委員会にも相談しています。

 

要するに一般企業で言うと管理職、もっといえば役員クラスが判断を誤ったことになります。

 

では、一般企業で企業価値を失墜させるほどの判断ミスがあった場所どうなるのか?役職を追われる、降格するということは当然だと思います。

 

人の命が亡くなっています。彼らにその『判断ミスで取り返しのつかないことをした』という認識があるのか、甚だ疑問です。

 

アンケートを開示したらどうなるのか、そんなことすら予測できず、目の前の火を消すことだけを考え、その奥に潜む大火を見落とすような人達が最後の砦となる教育委員会にいるということに失望しました。

 

私は自分の子供は自分で守ります。そう強く思いました。