【キングダム】実写版
秦の始皇帝といえば知っている人も多いと思いますが、その時代の話です。中国では大国7国が500年もの間群雄割拠した『春秋戦国時代』。それを平定し中華統一を成し遂げたのが秦の始皇帝です。
主人公はその始皇帝と共に戦い、中華統一という共通の目標に向かって爆進した信というキャラクターです。
まぁ概要はそんな感じですが、この映画、キャストもすごいんです。
【主なキャスト】
信:山﨑賢人
嬴政:吉沢亮
楊端和:長澤まさみ
河了貂:橋本環奈
成蟜:本郷奏多
壁:満島真之介
昌文君:髙嶋政宏
騰:要潤
王騎:大沢たかお
なかなかすごい顔ぶれですよね。さらに、その他にも阿部進之介さん、深水元基さん、橋本じゅんさん、坂口拓さん、宇梶剛士さん、加藤雅也さん、石橋蓮司さんなどの出演も決定しています。
脇を固めるキャストまでもが豪華です。ちなみに主題歌はワンオクロック、カッコいい感じに仕上がりそうです。
私はそもそも歴史モノは好きなんですが、キングダムが好きなのにはもう一つ理由があります。
【キングダム推しの理由】
2つあります。
一つ目は、いつもの流れですがこの話の内容が現代にも通ずる部分があるということ。勉強になる部分も多くて結構参考になります。
二つ目は、単純に昔の戦というもの、強い武将の武勇伝などが好きだということです。日本で言えば、柴田勝家、前田慶次、柳生宗厳、など猛将や剣豪などが大好きです。
【なるほど、という気付き】
主人公の信は剣の腕は一人前です。戦で武功を挙げて少しずつ昇進していきます。そして100人の部下を持つようになった時(100人将)、大将軍の王騎にある試練を与えられます。
とある農民の領地争いを収めよ、というものです。100人程度の人口の村ですが、そこを平定するには腕力だけではなく『統率力』や『集団の強さ』が必要だということです。
今まで剣の腕だけを磨いてきた信に、将としての技量を身につけさせようとした王騎将軍流の教育の一環でした。
《現代に置き換えると…》
一流の野球選手がすべて一流の監督にはなれない、ズバ抜けた成績の営業マンが必ずしも優れた管理職になれるわけではない、ということに通ずると思います。
自分に置き換えて考えても同様です。私はある程度の実績を上げて、今は約20人を率いていますがなかなかうまくいかない。なぜなのか?
1、自分の経験を部下に押し付けている
2、一人ひとりの力を見誤っている
3、明確な戦略がない
原因は様々です。しかしキングダムに出てくるこの場面と同じです。個の力だけでは集に勝てない、すぐれた軍略がなければ勝てない、率いることの難しさ。
現代でいうところの『マネジメント力』ですね。また話がそれてしまいましたが、この映画の公開は4月19日です。
とても楽しみです。